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共謀罪法案が委員会採決を経ずに参院本会議で強行採決された6月15日、札幌弁護士会は札幌駅西口前で、共謀罪法成立に抗議する街頭宣伝を行いました。

6月16日付北海道新聞、毎日新聞、しんぶん赤旗に報道記事が掲載されたほか、テレビニュースでも紹介されています。

スピーチをした当事務所の川上有(札幌弁護士会共謀罪法案対策本部・本部長代行)は「自由にものを言ったり、行動するこができなくなる社会が訪れようとしている」と共謀罪による監視社会に危機感をあらわにし、「共謀罪は、憲法で保障する内心の自由を処罰する法律。日常行為を取り締まるため捜査手法が拡大することは明らかで、対象は一般市民です。廃止へ向けて新たなたたかいを始めよう」と呼びかけました。


池田賢太もマイクを握り「本来言葉で勝負すべき国会が、こんな強引な手法で法律を認めてしまった」と異例の採決過程を批判し、「(異例の徹夜国会を一睡もせず、インターネット中継で見つめて)ずっと殴られているかのような感覚だった」と怒りをあらわにしました。


桝井妙子は「世論の賛成も多くないのに、審議が不十分なままで成立させていい法律ではなかった」「(『国民の自由や権利は国民の不断の努力によって保持しなければならない』という憲法12条を引用して)自由が壊されないように問題点をずっと訴えていく」と声を張り上げました。

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