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7月7日、奨学金問題のイベントが開かれたことが、毎日新聞(7月8日付朝刊、「くらしナビ・学ぶ【記者ノート】」)に掲載されました。
記事の冒頭には次のような大学院生の言葉が紹介されています。「返済総額は金利含めて1000万円を超す。返済のことがいつも頭から離れない」。この彼は、毎月5〜6万円返済しても、完済には20年はかかるといいます。

学費の高騰、不況で保護者の収入が伸びず奨学金のニーズは高まっていますが、日本学生支援機構の奨学金は、金利の上限が3%、延滞料は年10%であって、記者が、奨学金というより“学生ローン”と言ったほうがぴったりするというくらいの高金利です。
学費が安く、返済の必要がない給付型奨学金も充実している欧米に比べ(ヨーロッパには学費無償の国が少なくありません。)、日本は公的支援は乏しく、制度を見直す時期に来ているとと、記事を締め括っています。

イベントの企画に携わってきた当事務所の橋本祐樹は「悩みを抱え込まず、声をあげてほしい」と呼びかけています。

橋本がイベントの様子をコラムに書いておりますので、ぜひ、こちらもご一読ください。
コラムはこちら → /news/archives/160.html

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