充実した第1回裁判!
第1回裁判は、法廷に入りきれないほどの支援者の方々にお越しいただき、またテレビを含む報道関係者も多く傍聴されており、この裁判に対する世論の注目度の高さがうかがえました。
裁判では、まず、原告であるご両親及び弁護団の山田弁護士から、意見陳述が行われました。最愛の息子さんを失ったご両親の心の叫びにも似た意見陳述に、傍聴席でも涙をぬぐう姿が見られました。
また、体を震わせながら、裁判所や国側の代理人に向かって堂々と意見を述べるご両親の姿に、この裁判にかけるご両親の強い決意が表れていました。
以下、ご両親の意見陳述の一部をご紹介いたします。
○ 島袋勉
「二人の息子を授かったとき、この子たちのために生きようと決心しました」
「我が家には、笑顔がありました。」
「でも、家族は消えました。私は深い闇の中にいます。」
「自衛隊さんに英吉の命を任せました。私は貴方達を信じていた。」
「それが、裏切りです。」
「なぜ、そういう事になったの、英吉」
「それが知りたい。英吉の裁判を起こした理由は、それが全てです。」
○ 島袋律子
「今にでも、英吉が玄関から入ってきそうな気がします」
「しかし、英吉の声は、二度と聞くことは無いのです」
「思いやりがあって、妹思いなお兄さんでもありました。」
「誇りに思う息子です。」
「英吉、ごめんなさい、何もできなかった。」
「親が子供に線香を立て、合掌をすることの悲しさ。」
「一言では言い表せません」
「自衛隊は、国を守るため日々訓練や公務を行っているのだと思っていました」
「これからも二度とこのようなことがあってはいけません。」
≪支援者が結束!≫
その後、裁判所の控室で行われた報告集会にも、大勢の支援者の方、報道関係者に参加していただきました。弁護団から、裁判でのやり取り・次回への対策等について説明がなされ、また、支援者の方々が一丸となってご遺族を支援していくという意思統一が図られました。
〜募金のお願い〜
ご遺族・弁護団の裁判闘争を支えるために、募金を訴えます。
【銀行振込】
北洋銀行 札幌西支店 (普)5035311
口座名義:命の雫裁判を支援する会 代表弁護士 山田佳以
【郵便振替】
02710ー4ー98304
口座名義:命の雫裁判を支援する会
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