ワーキングプアについて考える「貧困をなくそう!全道学習・運動交流集会」が2月2日に行われ,首都圏青年ユニオン青年非正規労働センターの河添誠事務局長が講演し「劣悪な雇用環境を変えるために,現場から声を上げよう」と訴えたことが北海道新聞(2月3日付朝刊)で報じられております。
講演では,年収200万円以下で生活している労働者が1045万人(給与所得者の約22%)いることが報告されました。河添さんは,ほかに正社員としての働き口が見つからず,仕事を辞められないことが,賃金未払い等の問題がある「ブラック企業」を助長していると指摘されました。
個人の努力では解決が困難なことも,組合による交渉で会社側の謝罪を引き出した例などを紹介し,現場から声を上げることの重要性が話されました。
集会は,労働組合や弁護士などで組織する「雇用・くらし・SOSネットワーク北海道(通称SOSネット)」が主催しました。
SOSネットには,当事務所の多くの弁護士が相談会活動に携わっており,渡辺達生はSOSネットの事務局の一員として活動しております。
なお,賃金の未払いをはじめ,雇用関係に関する悩みがございましたら,遠慮なく,当事務所にもご相談ください(当事務所は,働く人びとのための法律事務所であることを事務所憲章として掲げております。)。
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