あけましておめでとうございます。
2021年10月31日。4年ぶりの衆議院議員総選挙が行われた。投票率は55.93%だった。
憲法前文は「そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」と謳う。自民・公明の与党政治が続く中、われわれは、国政による福利を享受できているだろうか。
年金だけでは到底暮らしていけない高齢者。子どもを育てるのに重い金銭的負担がのしかかる親。シフトが削られ生活が成り立たない非正規労働者。
国政の福利を享受すべき国民が、強い負担を強いられ続けている。私たち一人一人の命が脅かされ、軽んじられていると強く感じた1年ではなかっただろうか。
選挙に際し、小栗旬、菅田将暉、二階堂ふみといった俳優やタレントが投票を呼びかける「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」というプロジェクトが展開された。YouTubeでプロジェクトが作成した動画を見ることができる。「私たちもここにいます だから投票します」「僕は無関心でいたくない だから投票します」「私は生きている だから投票します」。一人一人の言葉が響く。
今年夏には参議院議員選挙がある。問われているのは、この国の主権者である、私たちの声である。
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