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NY留学報告2

 

 

弁護士の加藤丈晴です。

今回は、研究活動以外の日常生活について書きたいと思います。テーマは、「お金をかけずに楽しむニューヨーク」です。

(NY留学報告1は、こちらをご覧ください。)

● 芸術の都ニューヨーク

ニューヨークは、言うまでもなく世界のエンターテイメントの中心地。ブロードウェーミュージカルはもちろん、ニューヨークフィル、メトロポリタンオペラ、バレエ、ジャズなど、音楽だけとってもよりどりみどり。美術の世界でも、メトロポリタン美術館や近代美術館(MOMA)、グッゲンハイム美術館など世界的な美術館が至るところにあります。しかし、これらの芸術に親しむには、それなりにお金がかかります。

ところが、ニューヨークに住んでいると、IDNYCという身分証明書を作ることができるのですが、これを持っていると、メトロポリタン美術館やMOMA、自然史博物館などの主な美術館や博物館、動物園や植物園など、1年間全部タダ!!世界中から押し寄せる観光客の落とすお金を、ニューヨーク市民に還元してくれるというわけなのです。チケット売り場の長い列に並ぶことなく、カードを見せるだけでフリーパスというのは、ちょっとした優越感に浸れます。

また夏は、日没が午後8時過ぎと遅いので、夕方になると、公園などで屋外コンサートや映画上映会が開かれ、家族連れなどでにぎわいます。これらは全部無料です。普段はチケットが数十ドルから100ドル以上するニューヨークフィルやメトロポリタンオペラも、屋外コンサートはタダ!!夕暮れから星空に移り変わる中で、優雅なひと時を過ごすことができます。

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● スポーツの都ニューヨーク

ニューヨークは、野球(MLB)、バスケットボール(NBA)などのほか、テニスの全米オープンが開かれるなど、スポーツの都でもあります。私はもともとスポーツ音痴なのですが、(あえてヤンキースではなく)ニューヨークメッツの試合を観に行ったり、錦織圭のテニスのエキシビジョンマッチを観に行ったりしました。これらのチケットは正規で買うと高いのですが、大学のチケットセンターで激安チケットを手に入れることができます。実際に錦織圭の試合はわずか10ドルで観られました。

あと変わったところでは、夏の間、マンハッタンの東を流れるイーストリバーをカヤックで遡るツアーがあるのですが、これを無料で体験できます。ボランティアのインストラクターが、初心者にも親切に教えてくれます。ニューヨークの摩天楼を見上げながらカヤックを漕ぐのは、とても印象的でよい思い出になりました。

 

● 食の都ニューヨーク

ニューヨークには世界中の美食が集まっていると言われますが、とにかく何でも高い!!ラーメン1杯15ドル、大戸屋の定食が25ドルします。しかもレストランではチップが必要なので、これがまた痛い!こういう時の庶民の味方がフードトラック。簡単に言えば屋台みたいなものです。屋台といっても、中華、メキシカン、インド料理、ギリシャ料理など、さすが多民族国家だけあって、バラエティに富んでいて、味も本格的。しかも値段は5ドルから高くて10ドル程度とお値打ち。それでもお金がないという時は、大学のランチセミナーへ。ロースクールでは、お昼休みに、ほぼ毎日様々なテーマでセミナーがあり、これらはたいていランチ付き。ピザとかサンドイッチの時が多いですが、たまに中華とかメキシカンに当たると、思わずガッツポーズが出ます。夜も食事付きのイベントがいろいろあり、時にはお酒も出ます。"Free Food @ NYU"というフェイスブックのページがあるほど、学生は皆、無料の食事を求めて学内をさまよっています。

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(フードトラックで買ったスブラキ(ギリシャ風焼き鳥))

 

いかがでしたでしょうか。物価の高いニューヨークで生き延びるサバイバル術。せっかくニューヨークにいるのに、なんだか貧乏臭い話ですみません。

さて、留学生活も1年を過ぎました。当初の予定よりも少し先になりますが、帰国は年末ころを予定しています。また機会をみて、ご報告をしたいと思います。

 

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