弁護士の安部真弥です。
北海道内のほとんどの動物園には象がいません。
私は愛知県の出身ですが、子どもの頃に動物園に行くと、必ずと言っていいほど象がいたので、動物園に象がいないということにとても驚いています。
最初は、北海道は寒い地域だから象の飼育が難しいのかな、と思っていたのですが、理由は全く違いました。
日本国内に野生の象はいませんから、動物園で新たに象を飼育しようと思ったら海外から連れてくるしかありません。ですが、現在、象が希少動物であることから、新たに象を海外から連れてくるためには、ワシントン条約に基づき、繁殖等の学術的な目的で複数頭(最低でも3頭以上と言われているそうです。)で連れてこなければならず、その後の飼育費用も含め、実に多額の費用がかかってしまうそうなのです。
近年に始まったことではありませんが、環境汚染や乱獲などにより、地球上から多くの動物が絶滅していっていることは、皆さんもご存じのとおりです。
このままでは、象をはじめとする、私たちが子ども達に見せてあげたい動物達が、どんどん絶滅の危機に瀕し、動物園ですら見ることが難しくなってしまいます。
私たちにできることは少ないですが、まずは小さなことから(買い物ではエコバッグを使う、とか。)、環境を守る活動、そして動物を守る活動を始めてみませんか?
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