昨年の12月から北海道合同法律事務所で執務をしております、弁護士の大和田貴史(おおわだたかし)と申します。
業務開始から1か月が経ち、だんだんと弁護士という仕事にも慣れてきました。それと同時に、弁護士が背負う責任の重さを改めて感じ、気持ちを引き締めなおしている今日この頃です。
私は千葉県出身で、大学進学を機に札幌に来てからもう10年以上になりました。毎年、雪深い札幌の景色を見るたびに、「思えば遠くに来たものだ」と感じています。一方で、今年の積雪の少なさに幾ばくかの寂寥感を感じている自分もいて、だいぶ道民感が出てきたなぁとも思います。
さて、報道等でご存じの方も多いとは思いますが、私の弁護士としての初めての大仕事である優生保護法に基づく強制不妊手術の違法性をめぐる裁判の判決が札幌地方裁判所において言い渡されました。裁判所の判断を簡単に言うと、「手術は違憲ではあるものの、時間が経ちすぎているため原告の請求は認められない」というものでした。私は、判決の直前に弁護団に加えていただいたのですが、裁判所が下した判決に対しては大変悔しく思っています。今後もこの裁判は札幌高等裁判所へと闘いの場を移して続いていきますので、弁護団の一員として頑張っていきたいと思っています。
弁護士紹介ページ https://www.hg-law.jp/lawyer/owada.html
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