弁護士の桝井妙子です。
■ 快晴のもと大集会!
5月3日憲法記念日は,快晴に恵まれ,1400人あまりの市民のみなさまとともに憲法施行70年を記念する集会を行うことができました。
札幌弁護士会会長の大川哲也弁護士は,「私たちはこれまで憲法に守られてきました。これからは私たちが憲法の危機を救う番です!」と力強く呼びかけていました。
■ 力強いコールが響くパレード!
その後,4つの梯団に分かれてパレードを行いました。「YES!憲法!」「NO!WAR」というプラカードを掲げ,コールを繰り返しながら大通公園や札幌駅前の街ゆく人に憲法の価値を呼び掛けました。歩道から手を振ってくれたり,プラカード掲げてくださる方がいてとても嬉しかったです。
■ 一人ひとりの個人がかけがえのない存在であり続けるために
日本国憲法は,一人ひとりの個人がかけがえのない存在であるという「個人の尊厳」を核心的価値としています。(憲法13条)しかし,自民党の改憲草案では,現行憲法の「個人」という言葉が意図的にすべて「人」に置き換えられています。
「個」を失ったとき,私たちが生きていく世界はどうなるのでしょうか。
「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」との発言を行った安倍首相は,いったいどんな世界をつくるつもりなのでしょうか。
ぜひ,5月3日に札幌弁護士会が会長声明として発した「施行70年の日本国憲法の価値を再確認し個人が尊重される社会の実現に取り組む宣言」をご一読いただき,憲法が守ってきたもの,これからも守り続けるものをみなさまの目で確認してください。
(http://www.satsuben.or.jp/info/statement/2017/02.html)
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